十の休

めも
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ドラマ見た
「チーム・バチスタの栄光」
今クールにずっと見てた唯一のドラマ。なんだかんだで大真面目にずっと見てました。火曜10時はテレビの前!
原作読んだことない。リーズナブルだからいつ買ってもいいかなとは思うんだけど、いずれ古本屋にずらりと並ぶんだろうと思うと踏ん切りがつかないぜー。

何がよかったって、人物設定の妙なんだよね。あくまでドラマの設定で、映画や原作は知らないんだけど。
白鳥さんと田口先生のやり取りとか、すごくよかった。それぞれがちゃんとドラマを感じさせる人間に仕上がってるなと思います。
私生活が見えているのは田口先生だけで、妹二人とおじいちゃん一人の四人家族で、両親はどうなっているのかとか、血が苦手な田口先生が何を考えて医者になったのかとか、どう医者になったのかとか、そういうことを見ていてぼんやりするのが楽しいわけで。何がどうと具体的には言いにくいんだけど、田口先生という人物は、ああいるだろうなあこういう人と、いて欲しいなあこういう人と思わせるふうに仕上がっていて、あんな人が出来上がっていく(育てられていくというか大人になっていくというか)過程にとても興味を持たせられました。単純にできた人間だなと言うことは簡単だけど、ただそれだけでは言い表せない魅力を感じる。人間性というか、なんだろう、挫折を感じられる人間? それから立ち上がった人間なのかなと漠然と思います。まあ詰まるところ相当魅力的だなと思い、それを描き出すってどういうことなんだろうと思うわけです。
白鳥さんの方は、私生活がまったく見えないから、その点、背景が分からない分、あからさまなまでに人間くさく描かれているように見えて、それもまた成功していると思うのです。凄まじくよくできた人間というのはいっそのこと非現実的なまでに人間臭くなるのかも分からない。えーと、人間というものを知らない社会に、一人だけ人間というものの基準になる人間を送り込むことになったら白鳥さんを送るかも知れない、みたいな。できた人間だということではない、それは田口先生担当だから。けれども、目的をもって作り出された人格だなと思えまして、それを白鳥さん自身が自覚を持ってそうしているんだろうなと思うと恐ろしい気すらする。すごい。
その他、氷室先生や柿谷先生も、すごくよかったです。柿谷先生はまあいいとして、氷室先生の抱えていただろう地獄を思うと、背筋が寒くなる。あんな人が、どうしてあんな医者になり、そしてあんなふうになったのか。二人に限らず、チームのメンバーも全体的に種類の違うそれぞれの地獄を持っていて、それに向き合ったり向き合わなかったり、逃げたり逃げなかったり、様々なことが凝縮されている七人だなと思いました。あと、グチ外来の看護師さんと院長も大層よかったです。過去話とかいっそやって欲しいくらいだよ。
人物造形が秀逸だったのは脚本や演出もあったかと思いますが、もちろん俳優さんの力が大きかったことでしょう。仲村トオルさんってあんなに恰好良い人だったのか!大人の男の色気がありすぎなんでないの?いや本当に。伊藤さんもよかったー。この人にはこの人の色気ってものがありますよね。ほんわかするよ。チームの中では、桐生先生と氷室先生が断トツ過ぎました。いやもう、度肝を抜かれるぜ。

なんか続きそうな終わり方だったんだけど、これはどうなんだろう。続いて欲しいような、余韻を残して終わってくれてもいいような。
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